意味が分かると怖い話 「母の弁当」解説付き
意味が分かると怖い話 「母の弁当」
A君は1人のいじめっこからいじめを受けていた。
そのことをお母さんに相談してもお母さんは
常に忙しいので相手にしてくれない。
ある日の朝、お母さんが「今日の弁当は
あなたの好きなハンバーグよ。」と言ってきた。
その日はお昼の時間が待ち遠しくて仕方がなかった。
しかし、いじめっ子に無理やり弁当を取られ、
すべて食べられてしまったのだ。
A君は泣いてしまい、そのまま学校を早退した。
家に帰ると仕事で忙しいはずの
お母さんがおり、泣いていたのだ。
A君は「お母さんどうしたの?」と声をかけた。
お母さんはA君に声をかけられて
すごく驚いた表情を見せた。
次の日からいじめっ子によるA君へのいじめは
なくなったのであった。
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解説
この話において不可解な点が2つあります。 なぜお母さんが泣いていたのか、なぜ次の日からいじめがなくなったのか、です。 お母さんは常に忙しくて余裕がない状態でしたね。 余裕がなかったあまり、息子のことを邪魔に思ってしまい、弁当のハンバーグに毒を入れてA君を殺そうとしたのです。 泣いていたのはやめとけばよかったという後悔です。 しかし、ハンバーグを食べたのはいじめっ子です。 そのいじめっ子が毒をもられ死んでしまい、次の日からいじめがなくなったということになります。